2020年度診療報酬改定に向けた先進医療の見直しについて

 

2020年度診療報酬改定に向けた先進医療の見直しについて、2技術が先進医療の対象から削除される見込みです。

 

削除が見込まれている先進医療

 ●多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術 

●歯周外科治療におけるバイオ・リジェネレーション法

  

なお、他の「先進医療」についても削除される可能性があります。

最終的な決定は2020年3月の厚生労働省告示をもってなされる見込みです。

 

各保険会社の「先進医療特約」は、保険の契約日にかかわらず、療養を受けた時点で厚生労働大臣が定める「先進医療」による療養であることをお支払いの要件としています。

上記の2技術が見込みどおり「先進医療」から削除され、2020年4月1日以降に上記2技術による療養を受けた場合には、先進医療給付金/先進医療一時金のお支払いは対象外となります。

  

※「先進医療」の対象となる技術は、保険適用が決まり先進医療から削除されたり、新たに先進医療として追加されるなど、適宜見直しが行われています。また、対象となる疾患や適応症、実施できる医療機関も適宜変更されます。

 

先進医療の技術および実施医療機関名に関しては、厚生労働省のウェブサイトをご確認ください。